CongaMethod

コンガを飽きずに長く楽しむための秘訣・練習法(動画準備中)

打楽器の中にはパンデイロやタブラのように、左右の手の役割が明確に違うものもあるが、コンガについては初期の段階で左右のバランスを整える必要がある。

左手(非利き手)のヒール&トゥーをはじめに覚えるのではなく、左右どちらの手でも同じように鳴らせるようにする。(ポイント2参照)

トゥンバオ(マルチャ)はラテン音楽でよく使う手順ではあるが、左右の手の使い方に偏りがあるものなので、最初に覚えると後々苦労することになる。

 

ポイント1

11インチか11.75インチのコンガ1本で練習する。

チューニングはオープントーンが楽に出せる範囲でなるべくハイピッチにする。

力任せに叩かない。手のひらの付け根をコンガのフチやフープに強くぶつけない。(手を傷める可能性が高くなる)

手にマメができることは決していいことではない。

柔らかい手が硬質なスラップトーンと分厚いオープントーンを生み出す。

 

ポイント2

オープントーン、クローズトーン、クローズドスラップの3つの音を出せるように練習する。

手順は左右交互に固定して下記を行う。

◯◯(X4 X2 X1)

◯(X4 X2 X1)

◯◯(X4 X2 X1)

●●◯(X4 X2 X1)

●●(X4 X2 X1)

(X4 X2 X1)

上記を右手スタート、左手スタートでやる。組み合わせは、

オープントーンと◯クローズトーン

オープントーンと◯クローズドスラップ

クローズドスラップと◯クローズトーン

の3通り。

 

ポイント3

上記の練習は必ずメトロノームを使って練習する。

メトロノームを鳴らす位置は、3連符の1つ目、3つ目、2つ目と、難易度を上げ、テンポも徐々に上げていく。

(監修:林田好司)

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